ライフプランコラム「いま、できる、こと」vol.161(2021年7月21日)意外にもやればできる!ダイエットと資産形成

昨年12月、妻に電動自転車を借りました。週末のテニススクールには、いつも自分の自転車で通っていたのですが、右ひざが痛くて自分でペダルをこぐのがつらかったからです。

そのときはじめて、電動自転車に乗りました。とにかく漕ぎ出しが楽でしたね(笑顔)。これは上り坂だけでなく、信号が青になったときもそうでした。漕ぎ出しが楽になり、無理な運転をしなくなりました。下り坂から勢いをつけて上り坂に向かうとか、信号待ちをしたくないから黄色になっても交差点に突っ込むとか、電動自転車だとそんな無理をしなくなったのです。

電動自転車の正式名称は「電動アシスト自転車」。アシストとは「支援する、手助けする」という意味ですね。そして、「支援する、手助けする」という観点から考えると、iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAとは、税制で投資を「支援する、手助けする」制度、つまり、税制による投資アシスト制度とも言えるでしょう。

いつもセミナーで講師を務めるときは、「iDeCoやつみたてNISAでは、税制優遇がある分、つまり、税制メリットをバッファーと考えて、リスクをとった運用も可能ですね!」なんて話をしています。でも、「アシストがあると無理をしなくてもいい」と考えるならば、「税制優遇がある分、過度なリスクをとった無理な運用は必要ないですね!」との言い方もできることに思い至りました。

もちろん、運用益非課税のメリットを最大限享受するには、期待リターンの高い投資先を選択することが合理的です。でも、右ひざに痛みを抱えていた私と同じように、損失に痛みを感じやすい投資初心者にとっては、「税制優遇というアシストがあるからこそ、iDeCoやつみたてNISAの運用では無理をしなくてもいい」、こんなアドバイスのほうが投資に踏み出しやすくなるのかもしれません。

なお、私の右ひざの痛みは間違いなく肥満が原因でした。昨年末、体重計に乗ってみると…93kg(驚!)。今まで一度もダイエットしたことがありません(反省)。電動自転車はたしかに楽で安全運転もできますが、これに頼ってばかりもいられません。一大決心をして、年明けに緊急事態宣言が発出されてからは飲み会を自粛、夕飯は白米自粛、毎朝体重を記録、テレワーク中の散歩を励行したところ、あれよあれよという間に体重が激減…。4カ月で17kgの減量に成功、今は76kgで右ひざも快調です!はじめて取り組んだダイエットですが、意外にもやればできるものでした。

ダイエットと資産形成が全く同じだとは言いませんが、若いうちからコツコツやったほうがいい、これは共通だと思います。そして、人生100年ですから、何歳からはじめても遅くない、そんなことも言えるでしょう。さらには、どちらも、意外にもやればできる、そんな成功体験も広げていきたいですね。

大和証券
2021/5/14作成

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